The Aluminum Group : Pedals

ARTIST / The Aluminum Group
TITLE / Pedals
LABEL / minty fresh
DATE / 1999

1867。過去盤レビュー。以前紹介した盤"Introducing..."。John NavinとFrank Navinによる3rd。金のない頃だったので、１枚の盤を丹念に聞きまくった。プロデをつとめたO'Rourke先生への傾倒もあった。M1の展開部分がすごく気持ちよくて、ああいいなぁと思っていたり。イームズの家具から取られたというそのユニット名の清廉ぶりが、すがすがしく、かつてハードコアバンドに手を染めたとは思えない日曜日の昼下がり、カフェにて、を演出してくれる音楽である。O'Rourke人脈というか、シカゴ人脈によって、固められたパフォーマンスによって保証された演奏力。ゲストの多彩さは素晴らしいの一言に尽きる。The MekonsのSally Timms、Tortoiseの Doug McCombs（日本盤のM11であるJohn Herndonのミックス曲だけかも）Edith Frost、 Sean O'Hagan、Rob Mazurek、Jeb Bishopといった、シカゴのミュージシャンたち。丁寧すぎる演奏は、安心のブラザー感覚がある。次作の"Pelo"となるともはやTortoiseをバッグに従えてるかのような状態になるのだが、それはまた別の話で。よく効いたからか、どれも印象に残るポップスに感じる。良盤だと思う。